沈む




















深い 深い 海の底




















もがくことさえ無意味

体温は奪われ

狭まる視界で天を仰ぐ




















光が砕けて揺れていた




















もう届かない 二度と

ここは深い深い海の底




















沈む 堕ちる




















やがて 闇




















もう届かない 二度と

でも見えた 確かに




















粉々であろうと




















やっぱり 綺麗で




















こんなにも




















愛し  く    て